• NO BALL NO LIFE

応援の力・声の力

先日、ツインズのチームソングをご紹介しました。

歌って踊れる野球選手を目指し音楽活動にも力を入れている大済ツインズです(笑)←うそです。すみません。

皆さんは、「ジョックロック」という曲をご存じでしょうか。

甲子園ファンの方はご存じの方も多いのですが、智辯和歌山高校のチャンステーマで、「魔曲」と呼ばれている曲です。

なぜ魔曲かというと、このチャンステーマが流れているときに得点することが多く、特に、ビハインドの展開から一気に逆転するケースがかつて何度もあったからです。たとえば・・・

2019年の夏の甲子園 大会大8日目の第三試合で、智辯和歌山(和歌山)vs明徳義塾(高知)の対戦の際、0-1のビハインドで迎えた7回、この「魔曲」ジョックロックが鳴り響く中、智辯和歌山の選手は1イニング3本塁打で逆転しました。

他にも、2018年の春のセンバツ準決勝の東海大相模高校戦において、5-10の劣勢からの逆転を成し遂げたのですが、最終的な得点12点中10点はこの曲が演奏されたタイミングだったという逸話もあります。

この「魔曲」の演奏が始まると、観客の人たちの間では「くるぞくるぞ~」と得点期待値が一気に高まります。と同時に味方打線は「よっしゃやってやるぜ~」となり、相手の投手や野手は「やばいよ~ ジョックロックきた~」となっているに違いありません。球場全体に得点が入るという空気が充満し、選手たちのメンタルにダイレクトに響くわけです。

少年野球ではブラスバンド応援はないのですが、チャンスに歌をうたったり、もとより「打て~!」など声の応援はあります。こうした声援の力は選手の背中を確実に押していると思います。野球は投げる、打つ、走るなどの一つ一つの動作に高い技術を必要とし、ルールも複雑なスポーツですが、高い技術を確実に試合で再現するためにも、メンタルの力は必要です。このメンタルを強く揺さぶるのが、声援や音楽、選手自身の声などの「音の力」ではないかと思います。

試合や練習中、「声を出せ!」と言われることがあります。これも、選手一人一人が自分や味方を鼓舞するためです。自分のメンタルを高め、いかに相手を凌駕するか。そのための声です。「野球はメンタルの奪い合い」という人もいます。みんなからの声援に乗っかり、自分も大きな声を出して相手よりも気持ちの面で優位に立つ。それにより余裕が生まれます。そうすると緊張ガチガチのときには見えなかったものが見えたり、届かなかったボールに届いたりするはずです。

今、コロナウイルスの影響で、試合中に応援歌を歌うことは自粛しています。でも、歌えなくても、味方を勇気づける声援、自分を勇気づける声出しはできるだけやりたいと思います。みんなが良い結果をだしてくれるように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です