• NO BALL NO LIFE

コントロール2

投手のコントロールの話をしてから1週間。今週は大きなイベントである杉並区民体育祭の高学年第1回戦がありました。

5-3で勝利!先制し、逆転されるも四番の豪快な一振りで再逆転、さらに追加点、そして最後は相手の追撃を振り切っての勝利は見ごたえがありました。

低学年は世田谷ドラゴンズとの練習試合でした。こちらは1勝(12-6)1敗(0-7)ですが、総得点でみると12-13となり1点負けてしまいました。残念。やはり、四死球が失点に直結している印象でした。

前回の考察(5球に2球ストライク)の続き。

投手がとらなければいけないアウトの総数を15(低学年)、21(高学年)と設定して、ストライク率によって対戦打者の総数、与四球の数を見てみると、以下の通りになります。

 

先週お話しした 5球に2球ストライクが入る(ストライク率 40%)の場合、低学年なら打者31人(3.4打席)と対戦し、四球が16個となります。(本当の試合は打者がヒッティングしますので、ここまでのことにはならないと思いますが、話を簡単にするため四球と三振だけで考えています。)

興味深いのは、ストライク率が40%を下回ると与四球数が大幅に増加し、逆に40%を上回ると逆に激減することです。試合の形でなんとか成り立たせるためにはやはり5球に2球以上のストライク率が必要と考えられます。

ではどうやったらコントロールを養うことができるのでしょうか。

手元のわずか2度の角度の違いが、打者に届くころにはホームベース1枚分の誤差となって表れてきますので、いかにして強く安定したフォームを獲得し、再現できる範囲内で出力を上げていくかというのが課題になります。

強く安定したフォームはどうやって身につけますか?

現巨人投手コーチの桑田真澄さんはかつてテレビでこう発言しています。

「筋肉が100あるとしたら、全部の筋肉が1+1+1+1+・・・・で、指先だって1の仕事で良いわけですよ。これを錯覚しがちなんですけど、手先でコントロールしようなんて思うとコントロールはつかないんですよね。ほんとうのコントロールは体全体を使って、大きな筋肉で覚えていくと。」

大きな筋肉を使って・・・つまり下半身が重要ということでしょう。桑田理論でいくと、下半身が安定していることで、キャッチャー方向への正確な動きが生まれて、その動きに沿って腕も振られる(あえてここで余分な力を加えない)ことでコントロールを生み出すということかと理解しました。

確かに、足一本で立つとバランスを失ったり、いつも同じところに着地できなかったり、投げ終わりにぐらついているような投手はコントロールが定まらないようです。

体を開かない、腕をしっかり振る、肘を上げる、遠くで放すetc. ピッチング指導のキーワードはいろいろありますが、上半身の動きについてのものが多いと思います。ですが、ここでいったん視点を変えて、下半身の動きにもっと注目してみるのもいいかもしれません。

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