• NO BALL NO LIFE

〇〇ポジション

最近の、というか、今年の年明けぐらいからツインズの間で呪文のように唱えられている言葉があります。

低学年は「パワーポジション」

高学年は「ベースポジション」

どちらも、練習の最初、ウォーミングアップのときにこの言葉が使われます。

まず、「パワーポジション」

打撃・守備・投球・走塁のあらゆる動作で必要となる基本姿勢で、足首・膝・股関節・体幹を適度に屈曲させて作られる、スクワットのような姿勢です。もっとも素早い動きができ、パワーを出しやすい構えです。

低学年は、力が弱いため、自分にとって楽な姿勢で野球をやりがちです。たとえば、ゴロを捕球するときに膝を曲げなかったり、逆に座り込んだり、打つときに突っ立って構えてみたり。

しかし、こうした「楽な姿勢」は必ずしも野球のパフォーマンスにはつながりません。一連の動きの中で、体重をしっかり下半身でとらえ、移動させることがスムーズな守備、投球、打撃には必要だからです。

そのため、この「パワーポジション」を動き出しの起点にするために、ウォーミングアップのときから意識して、「パワポジからの~ リード→ゴー!」などとやっています。最初はこの中腰のような姿勢がみんな窮屈そうでしたが、今では慣れてきて、守備練習の時に選手同士で「パワポジ!」などと言い合っています。

そして「ベースポジション」

高学年はプレースピードが低学年に比べ格段に速くなります。塁に出てもそうやすやすと盗塁させてもらえません。また打球もあっという間に内野を抜けて外野の手の届かないところにどんどん転がってしまいます。

そのため、走力を上げるということに高学年では継続して取り組んでいるのですが、「速く走る」ために必要なのがこの「ベースポジション」です。

見た目はいわゆる「もも上げ」の姿勢です。

「走る(ラン)」と「ダッシュする(スプリント)」は全く違う動作です。手足のリズムや足首、膝の使い方なども全然違います。野球選手はランニングの延長でダッシュする選手が多く、それではスピードに限界があるため、短距離走の選手のように「ダッシュ(スプリント)」のための基本動作を取り入れています。

もも上げ姿勢でトントンとミニハードルを飛んでいるのを見ていると、知らない人は「走り方教室?」と思うかもしれません。

基礎は大事。この練習で、みんなうまくなってますし、走るの速くなってますよ。

I don’t care what you’re doing or what you’re trying to accomplish; you can’t skip fundamentals if you want to be the best. — Michael Jordan

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